鼻水 Runny nose

鼻水

鼻水は、風邪をひいた時に出やすくなります。その他には、アレルギー性鼻炎や花粉症などによって引き起こされます。体内に入ったウイルスやアレルギー物質を身体の外に排出しようとする防衛機能の一つです。

鼻水とは

通常の鼻腔では、吸った空気に湿気を含ませるために1日約1リットルの鼻汁が分泌されています。体内に入ったウイルスやアレルギー物質を排出するために、鼻水が出ます。

 

原因

鼻水の原因は様々で、それぞれの原因によって鼻水の量や質が異なります。鼻水が出ている時は、どんな状態なのかを把握することで、原因を突き止めることができます。

鼻水の種類

漿液性鼻漏

透明でサラサラした鼻水が出ます。鼻風邪などの急性鼻炎や、アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎の際に見られます。
急性鼻炎は、くしゃみが頻発し、喉の痛みや発熱を伴うことがあります。アレルギー性鼻炎の代表的なものは、花粉症です。くしゃみ、目のかゆみなどを伴います。

老人によく見られる漿液性鼻漏は、自律神経の障害や鼻の粘膜の異常により生じます。

粘液性鼻漏

漿液性鼻漏よりも粘度が高い鼻水が出ます。急性鼻炎の症状が進行したときや、慢性副鼻腔炎でも細菌感染をしていないときに見られます。

膿性鼻漏

粘度が高く、膿のような黄色い鼻水が出ます。悪臭を伴う場合もあります。急性副鼻腔炎や慢性副鼻腔炎で細菌感染を起こしているときに見られることが多いです。
副鼻腔炎とは、副鼻腔に炎症が起き、化膿している状態です。頬のあたりに痛みを生じることがあります。

血性鼻漏

外傷や炎症がひどい時に血が混じった鼻水が出ることがあります。
癌の場合にも鼻出血を生じることがあるため、注意が必要です。

 

治療

鼻水の症状は、原因によっては自分である程度軽減させることが出来ます。

セルフケア

十分な休養

鼻の粘膜や免疫力を低下させないために、十分な休養をとるようにしましょう。

市販薬

現在は、鼻水の症状改善に効く市販薬の種類が豊富で、ドラッグストアで手に入れることができます。市販薬の中には、眠気や倦怠感を生じる成分を含んだものがあるため、服薬した後に車の運転や高いところでの作業など危険を生じることは控えるようにしましょう。

ツボ

耳の付け根に、鼻水に効くと言われている「外鼻」というツボがあります。

病院での治療

鼻水や鼻づまりがひどい時は、病院で治療をする必要があります。

薬物での治療

主に抗ヒスタミン剤、抗生剤、鼻噴霧ステロイド薬が処方されます。

ネプライザーによる治療

ネプライザーとは、吸入薬を霧状にして、起動や副鼻腔に直接作用させる装置のことです。

吸引、洗浄

鼻水を吸引したり、洗浄したりして、鼻づまりを解消します。

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