風邪 Cold

風邪とは

風邪とは、感染症の一種で「風邪症候群」と呼ばれています。

鼻や喉にウイルスが粘膜に付着することで炎症が起き、それが風邪を引く原因に繋がると言われています。

人から人にうつることも特徴的で、学校や職場などで風邪を引いている人がいる場合は感染しないための予防をしっかりすることが大切です。

原因

風邪の主な原因は、ウイルスの感染によるもので約80~90%はこのウイルスが原因と言われています。

一言でウイルスと言っても、200種類以上のウイルスが存在するといわれています。代表的な風邪の原因菌は下記が挙げられます。

ウイルスの種類

ライノウイルス

主に鼻風邪の原因になるウイルスの1つです。

大人がかかることが多いと言われており、年中感染するリスクがあります。

春と秋に流行する傾向にあります。

コロナウイルス

主に鼻やのどの風邪の原因になるウイルスの1つです。

冬の時期に流行る傾向にあり、風邪の10~15%を占めると言われています。

パラインフルエンザウイルス

主にせきの原因になるウイルスの1つで、気道に炎症を引き起こします。

このウイルスは、細かく見ると4つの型に分類することができ、その型によって流行する時期は異なりますが、年間を通して見られる症状です。

大人の場合は、風邪の症状を引き起こします。

子供がこのウイルスに感染した場合は、肺炎・気管支炎などを引き起こす可能性があります。感染力も強く、おもちゃなど介して感染することもあるので、感染者との接触は注意が必要です。

RSウイルス

主にせきの原因になるウイルスの1つです。

冬によく見られる傾向があり、子供がかかった場合は症状が悪化し、入院が必要になるケースもあります。

このウイルスが流行する冬場は、感染者との接触を避けることが一番の予防です。

インフルエンザウイルス

主にインフルエンザの原因になるウイルスの1つです。

流行の時期は主に冬であり、全身性感染症とも呼ばれます。

このウイルスは、飛沫感染によりすぐに広がり感染力もとても強いです。

学校や職場で感染に気付かず登校・出勤していた人がいる場合、かなりの確率で次の感染者が現れるでしょう。

アデノウイルス

主に咽頭結膜熱やプール熱の原因になるウイルスの1つです。

流行の時期は、夏に多く見られ、目やにや涙などによる接触感染による物です。

 

症状

風邪とは、主にウイルスの感染が原因で症状が見られます。

細かく診断するとたくさんの種類のウイルスによる風邪に分類することができますが、今回は2つの例をあげて紹介したいと思います。

1. 普通感冒

1つ目は、普通感冒です。

これは一般的に言う風邪の1つであり症状としては、くしゃみ・鼻水・咳・のどの痛み・発熱などが見られます。

比較的症状は軽く、潜伏期間は5~6日間を言われています。

2. インフルエンザ感冒

2つ目は、インフルエンザ感冒です。

インフルエンザとは、11~12月から感染者が増え、1~3月にはピークに達し、感染患者が最も多い時期と言われています。

このウイルスは、A型・B型・C型の3つに分けられます。

A型の特長

A型インフルエンザは、流行するのが最も早く、世界規模で流行する場合の多くはA型インフルエンザによるものです。

また、新型インフルエンザもA型であると言われています。

主な症状としては、以下のようなものがあります。

・急な38度以上の発熱

・頭痛

・関節痛

・筋肉痛

・鼻水

・のどの痛み

・咳

B型の特長

B型インフルエンザは、A型の次に流行性の高いウイルスと言われています。

このウイルスは、毎年流行ることはないものの何年かおきに猛威を奮います。

主な症状としては、以下のようなものがあります。

・発熱(38~40度の高熱)

・寒気

・ふるえ

・せき

・たんが絡む

・頭痛

・全身のだるさ

・筋肉痛

C型の特長

C型の特長は、鼻水の出る量が異常なことです。

鼻水だけだとただの風邪だと勘違いしてしまう人も多くいると思いますが、このウイルスは1度かかると2度かかる確率はかなり低いようです。

 

治療

インフルエンザにかかったかな?と思ったら早めに医療機関を受診してください。

感染力がとても強いため、症状の進行も急速に悪化します。

具合が悪くなったら単なる風邪と思い込まず、早めに医師の診断を受けましょう。

インフルエンザの潜伏期間は1週間程なので、その間は外出せずお家でゆっくり体を休めることが良いでしょう。

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