貧血 Anemia

貧血とは

貧血とは、症状を現す言葉で、病名になると「〇〇性貧血」と診断されます。
赤血球の数や、血中ヘモグロビンの濃度が基準値を下回った状態で体の細胞が酸素不足になることを貧血といいます。

原因

貧血は、さまざまな要因が重なり発症します。
鉄分不足が原因と思われがちですが、それだけが原因ではありません。

1.赤血球の数の低下

これは、鉄分不足に繋がる要因です。

赤血球の原料となるものは、鉄分・タンパク質・ビタミンB12などです。
妊娠中の方は、普段より多くの鉄分やビタミンB12が必要とされるので赤血球の低下が考えられます。

2.赤血球の破壊

これは、「溶血性貧血」と呼ばれており赤血球の異常により起こります。
その中でも、先天性と後天性に分類することができます。
先天性の場合は、産まれたときから赤血球自体に問題があり奇形であることが原因です。
後天性の場合は、激しい運動などにより起こります。これは、自己抗体で赤血球を自ら壊してしまい発症します。

3.継続的な出血

女性に多く見られます。
女性は毎月の月経で出血があり、貧血のリスクが高いと言えます。正常な月経であれば赤血球の数が正常に戻り問題はありませんが、生理不順などで月経回数が多くなると貧血の危険性が更に高まります。

症状

赤血球の減少による立ちくらみや目眩などがあげられます。
貧血の状態だと、体が血液をたくさん循環させようとする為、貧血症状が見られない人より疲れを感じやすくなります。

治療

鉄分不足の場合は、薬や点滴・注射などで治療することが多くあります。
ヘモグロビンの減少により貧血を起こしているため、それを補う投与が行われます。

症状により、治療法も大きく変わってきます。貧血には軽度のものから、死に至る危険性のある重度なものがありますので軽視せず、医師に相談してみましょう。

 

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